カテゴリー
環境整備

RetroTINK-5X Pro Fw.Ver.2.57(experimental)

RetroTINK-5X Proの実験的(experimental)なFirmware Ver.2.57がRetroTINKのDiscord(※)からリンクされているので、さっそく試してみた。

※ MikeのTwitterアカウント参照

基本はベータ版であるFw.2.53で、さらにそこに2560×1440モードが追加されている感じ。

Fw.2.57での2560x1440p, Mega Drive Generic4:3

なお、これは非常に実験的なバージョンであってうまく映らなくて当然のものであると明言されているものであることに注意して欲しい。

とりあえずあまり時間がない中、セガハード4機種を試した。

マスターシステムはLLPLL BWをDefaultの6から2に下げれば、LPFをStrongにしなくてもFrame Lockでいけた。下記ではMediumにしているが、実際はLightにしても大丈夫に見えた(ロングプレイは試していない)。あと、H.Samplingもいつもと異なりGeneric 4:3にしている。

穴場開発事業団 マスターシステム用SCARTケーブル, 2560×1440, Generic 4:3, Frame Lock, SDTV LPF:Medium, LLPLL BW: 2

メガドライブはH.SamplingはGen320だとやや横長になるので、Generic 4:3で。

穴場開発事業団 CDX用SCARTケーブル, 2560×1440, Generic 4:3, Frame Lock, SDTV LPF:Light

サターンはとりあえずSaturn352で。ミクロなアスペクト比の比較はしていなかったが、後日Generic 4:3と比較してみたら、2560×1440のときはアスペクト比はやや太めになっていた。

穴場開発事業団 SS用SCARTケーブル, 2560×1440, Sat 352, Frame Lock, SDTV LPF:Light

ドリームキャストは480p対応SCARTケーブルで。新たに追加されたH.SamplingのDTV 858(3:2)で。これはDCに適しているとアナウンスされている……が、それは1080p(Fill)のときであって、2560×1440のときはシャープなかわりにアスペクト比はやや太めになっていた。

Retro Access DC用31kHz対応SCARTケーブル, 2560×1440, DTV 858(3:2), Frame Lock, EDTV LPF:Off

RetroTINK-5X Proでの2560×1440映像サンプルってことで、YouTubeに動画も上げておいた。

サターンとドリームキャストについてはH.SamplingをGeneric 4:3から変えているので、シャープになっているかわりにアスペクト比は少しだけ太めになっている。だが、この一言を見る前に気づけた人がいるかどうかというそういうレベルでもある。


2022-02-06追記
さらにexperimental firmware Ver.2.58が出ていたので今日は試していた。セガハード的にはあまり関係ない更新内容だったが、ちょうど非セガハードの2560×1440での動作テストをするつもりだったのでせっかくだからで。


Pocket