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openFPGA(Analogue Pocket)版 NEOGEO Core 0.8.0

2023年1月14日(JST)に公開された openFPGA版 NEOGEO Core v0.8.0 のテストをしたので備忘のためにメモを残しておく。

変更内容はChangelog参照で、v0.7.5から機能追加もされているし、細かいところも色々変わっている。

v0.7.5からv0.8.0になって物理構成が変わったところは公式を読めばわかるように Universe BIOS v4.0を使うようになったことくらい。物理ファイル名は公式に書いてあるとおりにする必要がある(※)。

※ いままでNEOGEO Coreを入れてなかった人はv0.7.5の記事を見るかマニュアルを見ればいいだろう。あとUni-BIOS v4.0以外のBIOSを使う方法もマニュアルに書かれているのでお好みで

あと、Saveの最大サイズが変わったので以前作ったものがあったら削除した方がよい。

BIOSメニューの入り方はuni-bios v1.0と同じでBIOS起動画面が出ているときにABCボタン同時押しで。自分はJAPANのMVS(ARCADE)にしたが、ここはお好みで。

UniBIOS 4.0設定画面
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openFPGA(Analogue Pocket)版 Spiritualized GENESIS Core v1.0.8

Analogue Pocket openFPGASpiritualized GENESIS Coreが提供されていたので、さっそく試していた。

GENESIS CoreはEric Lewis氏のバージョンもあったのだが、そちらはv0.4.2の時点だとごく一部だが国内メガドライブ用ソフトのリージョン選択が誤判定されるため起動できないケースがあったのと、実機+実カートリッジで作成したセーブデータをRetrode2でDumpしたSRAMファイルだと使えない問題があった(MiSTer形式なら使えたが)。

Spiritualized氏バージョンはv1.0.8の時点で両方ともクリアしていたので、今後はこちらをデフォルトで使っていくつもり。ただ、FM音源チップの切り替えなど、Eric Lewis氏 Ver.が先行している部分もあるためどちらもmicroSDカードに入れておくつもり。ROMイメージは共通のディレクトリからアクセスできるし、Coreの起動前にデフォルトの切り替えをするだけでいいので邪魔にはならないのだ。

なお、セーブデータは\Saves\genesis 以下に入れておけばよい。拡張子はsrmでもsavでもよい模様だが、Pocketではsavにしておいた方がわかりやすいと思う。


[2022-11-17追記]

Analogue Pocketの備忘録の方にも書いておいたが、Retrode2/FlashKit-MD/RetroFreakDumperなどではSRAMファイルが16bit形式でDumpされるので、Spiritualized Genesis Coreでそのまま使える。

ただし、MiSTer FPGA Genesis CoreおよびEric Lewis Genesis Coreは対応しているセーブデータが8bit形式で互換性がないのに注意したい。一応、SRAMファイルの形式変換での対応も可能

情報元: Convert Mega Everdrive saves for MiSTer Genesis Core? : MiSTerProject (reddit.com)


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openFPGA(Analogue Pocket)版 NEOGEO Core Alpha 0.7.5

2022年9月に公開された openFPGA版 NEOGEO Coreの Alpha 0.7.5 のテストをしたので備忘のためにメモを残しておく。

openFPGA NEOGEOコア

NEOGEO CoreでいままでテストをしてなかったのはDasksoft形式しかサポートしていなかったからなのだが、MiSTer FPGAでの問題切り分けをするのにXeno Crisisのダウンロード版を購入したところ、MAME形式、NeoSD形式、MiSTer FPGA形式に加え、Darksoft形式でもファイルが提供されていため、せっかくなのでAnalogue Pocketでテストしたという流れ。

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openFPGA(Analogue Pocket)版 PC Engine Core v0.1.1

openFPGAPC Engine for Analogue Pocketが出ていたので試していた。朝の時点では初回リリースのv0.1.0だったのが、帰ってきたらv0.1.1になっていたのでそちらを使用した。

とりあえずGunhedを1面番長した。

Analogue PocketでのGunhed

PCエンジン版ドルアーガの塔も1面クリアまで遊んだ。まぁとりあえず遊べるってことで、今後もありがたく使わせてもらうつもり。


[2022-11-14追記]
その後v0.3.0まで上がり、スーパーグラフィックスなどにも対応しているようだが、当weblogではPCエンジン Coreについてはこれ以上追いかける気はないので新たに記事は起こさないし、この文書も更新しないつもり。


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openFPGA(Analogue Pocket)版 Eric Lewis GENESIS Core v0.1.0 – v0.4.2

Analogue Pocket openFPGA Eric Lewis Genesis Core Ver.0.2.1が出ている。

前回記事からだと0.1.0の時点で大幅に対応ソフトが増え、0.2.0でコアのリセット機能がついたのとセーブに対応しとか、0.2.1でソフトリセットへの対応と、FMチップを選べるようになったなどの更新が入っている。詳細はchangelogを見て欲しい。

軽く試した範囲だと、手持ちGENESISソフトは全部動くようになった感じ。国内MDソフトも大半は動くようになったが、一部ソフトでリージョンがEUに誤判定されエリアプロテクトに引っ掛かるソフトもあった。そのうち対応されるだろうから静かに待つつもり。


2022-10-05追記
v0.3.1まで上がっている。

v0.2.2でCPUクロックアップと音声フィルターが使えるようになった。v0.3.0でDock使用時に8BitDo M30用のコントローラーボタンアサインが変更できるようになったようだが、v0.3.1で詳細な変更機能が取り下げられているので、一部上手くいかなかったのかもしれない。

v0.3.1時点ではまだ国内MDソフトのリージョンが誤判定される問題は残っていた。

2022-10-07追記
v0.4.1まで上がっている。v0.3.2v0.4.0v0.4.1 のchangelogはそれぞれのリンク先を見て欲しい。

2022-10-11追記
2022-10-08に v0.4.2 が出ている。


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openFPGA(Analogue Pocket)版 agg23 NES Core

openFPGA版 GENESIS Core v0.0.5 を試した行き掛けの駄賃で NES Core もAnalogue Pocketで試してみた。

まずはNES版Zanacを1面番長した。

Analogue PocketでのZanac

国内ファミコン用ソフトも何本か試したが問題なさげ。

Analogue Pocketでのゼビウス

[2022-10-08追記]
v0.2.0がリリースされている。Coreを起動している状態でLoad RomができるようになったのでNES Coreは自分的にはここで完成ってことでこのweblogでは追いかけないつもり。

[2022-11-28追記]
上記のように書いておいてアレだが、Spiritualized NES core も導入しているので備忘しておく。一機種に複数コア入れても邪魔にならないのだ。

[2022-12-08追記]
上記のように書いておいてアレだが、agg23 NES Core v0.3.1でステートセーブ・ロードがサポートされたのはメモしておく。Analogue標準コアと同様にAnalogueボタン + ↑でSave(Memoriesに)、Analogueボタン + ↓ でLoadできる。

[2023-09-27追記]
agg NES Core v1.0.0がリリースされた。更新内容は Changelog を読めばよい


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openFPGA(Analogue Pocket)版 SNES Core v0.2.0 – v0.3.1

openFPGAGENESIS Core を試した行き掛けの駄賃で SNES Core もAnalogue Pocketで試してみた。

こちらはGENESIS Core Ver.0.0.1よりも完成度は高いようで、日本のスーパーファミコン用ソフトも普通に遊べた。

Analogue Pocketでのロマンシング サ・ガ

ちょうど昨日は90年代当時あそんだSFCソフトのセーブデータが生きているかを確認したところだったので、約30年ぶりにロマンシング サ・ガのエンディングも拝んでおいた。セーブデータはRetroFreakDumperで吸い出したファイルの拡張子をsrmからsavに変えるだけでよかった(MiSTer FPGA SNES Coreと同様)。

当時48種類あるエンディングをいつでも見られるようにしていたザ・ブルークリスタルロッドも問題なく。

Analogue Pocketでのザ・ブルークリスタルロッド

手持ち10本程度だが、今のところ問題なく動作している。


2022-09-29追記

SNES Core Ver.0.3.1がリリースされていた。Changelogは左記リンク先を。4:3に対応したのと、Coreを終了させずに別のROMを読み取れるようになったのとリセットができるようになったのが自分的には大きな修正。


[2022-11-14追記]
その後v0.4.0まで上がっているが当weblogではSNES Coreについてはこれ以上追いかける気はないので新たに記事は起こさないし、この文書も更新しないつもり。


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openFPGA(Analogue Pocket)版 Eric Lewis GENESIS Core v0.0.1 – v0.0.6

openFPGAEric Lewis GENESIS Coreのα版が提供されていたので、さっそくAnalogue Pocketで試していた。

openFPGA版GENESISコア Ver.0.0.1

Ver.0.0.1というバージョンが示しているように完成度はまだ低く、USリージョン以外は基本動かないことが明言されているけど手持ちのGenesisソフトをあらかた試してみたが、左記条件に引っ掛からないソフトなら動くので、もうすでに十分遊べるレベルにあると思った。

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Analogue Pocket Firmware v1.1-beta released (openFPGAに対応)

Analogue Pocket/Analogue DockのFirmware v1.1-betaが2022年7月30日にリリースされている。

自分は同日に適用しているが、重要な更新が入っているのでメモを残しておく。

Analogue Pocket Firmware v1.1-beta

自分的に大きな更新箇所は以下。詳細な更新内容は公式のPocket のchangelogを参照して欲しい。

  • openFPGA 追加
  • ステートセーブ・ロード機能の性能アップ

後述するが、最初のopenFPGA機能の追加が大きい。これにより、Analogue PocketをポータブルMiSTer(Lite)的に使えるようになった。対応コアはまだ少ないが、MiSTerで各種コアを出している方々がopenFPGAに移植してくれることに期待したい。

ステートセーブはmicroSDに全ゲームで合計128か所保存できるようになった。Memoriesからアクセスできる。

あと些事ではあるが、v1.0から続いていたGGアレスタII起動時のセガロゴが欠ける問題は解消したのも個人的には嬉しい。


openFPGAにより、JB FirmwareでなくともAnalogue公式ではないコアを使えるようになった。具体的には、SG-1000やNEOGEOなどのコアがMiSTerから移植されたことで、Analogue Pocketで遊べるソフトが増えている。

ただし、ソフトはROMイメージで用意する必要があるのは要注意。各種ダンパーを用意するなりして合法的な(ホワイトな)ROMのみ扱うようにして欲しい。いまなら レトロフリークカートリッジアダプター + RetroFreakDumper + USB延長ケーブル (+レトロフリーク用ギアコンバーター)があればレトロフリーク対応ソフトはカバーできる。

あと、海外のインディーズゲームによくあるROMイメージで販売されているゲームやHomebrew Gamesなどもどんどん活用していきたい。

2022年8月14日現在、こちらが把握している対応コアは以下。

(追記 下記Webページで現時点の対応コアを確認できる。Genesis(メガドライブ)やNES(FC)、SNES(SFC)なども対応している。
Analogue Pocket | openFPGA Cores Inventory (joshcampbell191.github.io))

セガ系は3機種とも試している。

SG-1000コアはパレットもちゃんと対応している。拡張子が “sg” 小文字でないといけなかったのだけは注意したい。

openFPGAでSG-1000コア

SMSコアはこんな感じ。Flight of Pigarus というフリーソフトで確認。

openFPGA SMSコア

マスターシステムソフトはAnalogue公式のPocket用GG Adapterとマスターシステムコンバーターを使うなり、EverDrive GG X7を使うなりしても遊べるのだが、openFPGAを使った方がアクセスが楽だろう。というかPocket用GG Adapter + マスターシステムコンバーターはPocketが縦型なのもあってかなり重量バランスが悪いのだ。国内マークIIIだとさらに、だろう。

GGコアもせっかくなので。こちらはWing Warriors というフリーソフトで(GG版はフォーラムの2ページ目にある)。

openFPGA GGコア

GG Adapterなしでもゲームギアソフトが遊べるようになったのは素直に歓迎したい。


[2023-01-22追記]

NEOGEO Coreはv0.8.1時点ではDarksoft形式にしか対応していない。そのため、以前公開していたNEOGEO Coreの記事に書いていたように、Darksoft形式でROMイメージ販売がされているXeno Crisisで動作を確認した。

それとは別に NEOGEO Classics Complete Collection から入手できるホワイトROMをフォーマット変換できることがわかったのでいくつかのソフトはPocketでも遊べるようになった。自分が試した範囲ではMiSTer FPGAでの1/3くらいしか動かなかったが(※)、一部遊べるようになっただけでも十分に価値があるので以下略。

※ もともとMiSTerでも全部動くわけではない

物理配置はマニュアル見ればわかるのでここには書かない。pythonを使ったファイルフォーマットの変更についてもツールのマニュアル見りゃわかることなので以下略。


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ゲーム雑感(家ゲー(非セガハード))

Analogue Pocketの備忘録

FPGAを使用したゲーム機作りに定評のあるAnalogueのゲームボーイシリーズ互換機 “Analogue Pocket” 一式が届いた。ゲームボーイの互換機といいつつ、別売りのカートリッジアダプタ(Game Gear Adapter)でゲームギアソフトも遊べて、自分はその用途目的で購入している。

Analogue Pocket + Analogue Dock + Game Gear Adapter

注文したのは2020年8月なので、約1年4か月待ったわけだがAnalogueらしく、見た目がよい上に触ると満足感の高いものだった。

Analogue Pocketはゲームギア実機が将来的に使えなくなったときの予備機として買ってるわけで、実機との比較をせっかくなので。

Analogue Pocketをゲームギア実機と並べた図

Analogue Pocketの液晶は本当にすごく綺麗だけど、こう並べるとサイズ的なメリットは特にないのがわかる。ただ、GGLCDを経験してなければこの画質は感動ものだと思う。そしてプレイ感はさすがにFPGA機だけあって本当によい。