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マスタッシュボーイのおもひで

トライアミューズメントタワー 8Fにマーチ/セイブ開発の「マスタッシュボーイ」が入ったと公式Twitterで知ったのでさっそく行ってみた。

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マスタッシュボーイのリリースは1987年で、タイプとしてはジャンプ付きのドットイートで、近い時期にリリースされたナムコのパックマニアと遊び比べてた記憶がある。個人的には、パックマニアの方が音楽や見た目のセンスはいいが、遊んでより楽しいのはマスタッシュボーイって評価をしていた。これは、自分が覚えゲー度が高いゲームよりその場での対処を要求されるゲームの方が好みだったことが大きい。パックマニアはパックマニアで好きでよく遊んでいたが、マスタッシュボーイの方がよりお気に入りだったという意味。

だが、当時地元に4件あったゲーセンのうち1件だけに入っていたマスタッシュボーイを遊んでいたのは自分だけだった。大手メーカー以外の新規ゲームにチャレンジする人自体が少なかったのもあるが、’80年代中盤からの「デカキャラブーム」の影響があり、マスタッシュボーイのちまちまとした見た目をマイナスに見る人が周りには多かった。当時自分はドルアーガの塔もよく遊んでいたのもあってか、『(ちまちました見た目の)いかにも○○○くん(本名)が遊びそうなゲームだね』とゲーセン仲間に言われたことをよく覚えている。そして、自分は「キャラが大きいか小さいかはゲームが面白いかどうかを決める大きな要素だとは思わない。カメラの位置の違いでしかなく、俯瞰できた方が戦略性が生まれるゲームだってある」と思っていたが、それをデカキャラ信者に説明する必要を感じず、互いに自分が面白いと思うゲームを遊べばいいだろうと、一人でクリア目指して遊んでいた。

だが、センスのない自分一人で遊んでも上達はせず、45面前後までしか進めなかった。そして、自分一人しか遊ばないゲームはそんなに長く経たないうちに撤去されたのであった。その後、今回トラタワで稼働するまで約29年間ゲーセンで稼働しているのを見たことがなかったので、Newアストロシティで動いているのを見ただけで感慨深かった。

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マスタッシュボーイは20年以上前に基板を買っているので自宅でいつでも遊べはするが、やっぱりゲーセンにあるということに特別さを感じた。そして専門サイトを作ってるくせにいまだにノーコンティニュークリアできてないので、この機会になんとかしたいと強く感じた。ちなみに昨日の戦績は35面で滅。功夫たらないとしか言いようがないが、撤去されるまであがいてみる。

[参考]
マスタッシュボーイのすすめ

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