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ゲーム雑感(家ゲー(セガハード))

スーパー32X発売21周年

スーパー32Xは1994年12月3日に発売されたので、今日で21周年。サターンと同じく、こちらも自分は発売日購入組。一緒に買ったソフトはスペースハリアーとDOOM。

その後もアフターバーナーコンプリートやバーチャレーシング デラックス、テンポ、カオティクス、パラスコード、ステラアサルトと”遊べる”ゲームが揃っていたので自分的にはホント買って良かったと思っている。GENESIS 32XのKolibriのような2Dグラフィックの極致と言えるようなゲームを1990年代当時に遊ぶこともできたのもいい体験だったと思っている。


 

スーパー32Xのリリースはサターンの発売の11日後という時期もあり、雑誌では次世代機戦争のおまけ程度の扱いだった。実際、当時の自分のバイト先のゲームショップでも予約はわずか1人だけだったし、当時からかなりマイナーな存在であったことは間違いない。

発売前から人気はなかったし、”次世代機戦争”の大勢が決した1998年には既にメガドライブごと「過去のハード」になっていた32Xだが、セガBBS内のMD&GG&…BBSではけっこう評価が高かった。売れたかとか世間で人気があるかとかに関係なく判断することが出来る人が多くいたBBSだったというのはあると思う。

もっとも、世間的な評価は日本語版Wikipedia > スーパー32Xに書かれているようにさんざんである。まぁ海外でサターンと共倒れになって、家庭用ゲーム機製造事業から撤退の流れを作ってしまったのだから、そこはしょうがないとも思う。

ユーザーレベルで見た場合でも、セガBBS内にも「期待していたけどソフトがあまり出なかった」という評価をしていた人もいた。だが、自分はそうなるであろうことを買う前から予測できていたので、そこに不満はなかった。たとえ数本であっても、サターン初期のソフト日照りの時期を埋めてくれた意義は十分にあったと思うし、それ以上を望んでもいなかった。

個人的に残念だったのは、32XCDソフトが日本で出なかったことが挙げられる。特にナイトトラップは期待していただけに残念だった。3DO版の方が映像的には綺麗であろうことは予測できたが、吹き替えはメガCD版の方がイカしていたから、折衷したバージョンが出ることに期待していたのである。あとはウィングウォーが開発中止になったことか。AC版が近くのゲーセンに入ってくれなかったので遊びたかったなぁ。

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