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ゲーム四方山話

遊ぶ優先順位

かじっただけで積んでいたゲームや未プレイのゲームから新たな楽しみを得たいという気持ちと、クリア済みのゲームをより楽しみたい気持ちとどちらも持っているが、体は一つで余暇の時間も限られているので優先順位をつける必要がある。だが、これはいつだってとても悩ましい。

今の基本方針は以下。優先順位の高い順で。

  1. アーケードゲームの定期プレイ : クリアできないレベルまで腕が落ちないようにする目的
  2. アーケードゲームで未クリアのゲームへの挑戦 : 1つでもレパートリーを多くしたい
  3. アーケードゲームのリハビリ : かつてクリア出来たゲームへの再挑戦
  4. アーケードゲームのやり込み : スコアはともかく、ノーミスクリア程度までは出来るようになりたい
  5. 家庭用ゲーム(PC含む)の定期プレイ : AC同様腕の維持
  6. 家庭用ゲーム(PC含む)で未クリアのゲームのクリア : 積んでいるゲームを1本でも多くクリアしたい。ノーコンティニューには拘らない
  7. 家庭用ゲーム(PC含む)のリハビリ : AC同様
  8. 家庭用ゲーム(PC含む)のやり込み : 初期ランクでのノーコンティニュークリアやノーミスクリア程度までは余裕があったらやりたい

基本的に家ゲーよりアケ優先。ゲーセンに行ける気力も体力も地の利もあるうちに、思い残すことなくアーケードゲームを楽しむことこそ最優先だと思っている。

これは、ビデオゲームが遊べるゲーセンが少なくなっていることと、ブラウン管自体が2015年で新品の製造が終わるためブラウン管を使った筐体でのプレイが将来的には困難になることが確実な意味もある。基板も元々何十年も稼働することを前提として作られていないため、いつ故障してもおかしくないのもある。どれだけの時間が残されているかは誰にもわからないのだ。

あと、秋葉原Heyやトライアミューズメントタワー、高田馬場ゲーセンミカドなどレトロアーケードゲームを多く稼働させているゲーセンがあるのも大きい。1990年代半ばの頃のゲーセンだと既に1980年代のゲームの人気ゲームを遊ぶのは困難だったし、2000年代のゲーセンにおける1990年代のゲームも似たようなものだった。新しいものが正義で古いものがどんどん使い捨てられていた時代より、現在の方が一昔前のアーケードゲームをゲーセンで遊びやすいんじゃないかと思っているくらいだ。

あと一点。私もすでにいい年である。反射神経が昔より落ちているという実感はあるし、視力は今でも1.5あるとはいえ昔よりは落ちているしキープできるとは限らない。あと集中力の持続が弱くなっているのも感じる。特に疲れているときにプレイ内容がガタガタになることが多く、「気力、体力」面でアーケードのシューティングやアクションについていけるのがいつまでなのかというのを感じる。だからこそ、今はアーケード優先なのである。家でのCRPGの類は衰えてからでもできると思う。

ブラウン管やハード、ソフトの耐久性への不安という意味だと家庭用ゲームも同様ではある。だから、家庭用ゲームを遊ぶ時も実機で遊んでいる。例えどんなに便利なエミュレータ機が出たとしても、実機が動くうちは実機優先で。壊れて動かなくなってから「もっと実機で遊んでおけばよかった」とならないようにと思っている。

アケも家ゲーも定期プレイの優先順位が高いのは、ネットワークゲームを8年遊んでいる間にありとあらゆるゲームの腕が落ちて、愕然とした経験からきている。リハビリが済んだゲームの腕の維持は重要だと思っている。

現行機種の3Dバリバリのゲームにも興味はあるが、VRHMDが普及してからでいいやと今は手を出していない。遊べば面白いことも熱中するであろうこともわかっているが、優先順位の問題。

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