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Analogue Super Ntの備忘録

AnalogueによるスーパーファミコンのFPGA互換機 “Super Nt” が届いたので、どんな思いで買ったのかと各種設定などを備忘しておく。

Super Nt付属品 (ゲームギアミクロはものさし)

なお、コントローラーは別売りで、事実上標準の8BitDo SN30が売切れているのでSFC純正を新品で購入した。

普通にテレビにHDMI 1080p接続するもよし。

Super Nt テレビへのHDMI 1080p接続例

ブラウン管モニタに接続するもよし。

Super Nt ブラウン管モニタへの720p接続例 (HD-SDIコンバーター使用)

ブラウン管への接続はいつもの720p HD-SDI変換で。Analogue DACを使うのも、480pをPortta HDMItoComponentで色差変換するのでもいいというか、そちらの方が4:3の画面をフルに使えるメリットもあるのだが、運用の手軽さ、ラグ、画質のバランス的にうちではこの使い方が中心になりそう。稼働率高くならなそうなハードこそ運用の楽さが重要なのだ。


1993年にアケ基板に手を出し始めて、1994年はサターン出て32X出て家庭用ネオジオも買っちゃってで、もうSFCの長編(というかメジャー作品)に囚われたくないって気持ちが強くなって本体を処分してから25年以上ぶりにSFCフォーマットのゲームを遊べるハードが帰ってきた感がある。これはレトロフリークのときには感じなかったこと。そして、ちょっと試しただけで当時なぜ処分するに至ったかのアレコレも思い出してしまった。やっぱりアクションやシューティングを遊ぶにはメガドラの方が自分には合っていると改めて思ってしまったが、せっかく買ったんだからこれはこれで楽しんでいきたい。というか、 ”The Cult Of Remute” を聴けただけでもSuper Ntを買った甲斐があったと思った。

1990年代当時、アーケード基板を遊ぶためにアナログRGBモニタを導入したときに家庭用各機種もRGB接続を試しているのだが、SFCはRGBなのに眠い絵面でイケてない印象があったのが、Super Ntが完全に払しょくしてくれて満足している。

SFCなのにクッキリした文字

任天堂界隈疎いので、軽くしか知らないがレトロゲーム界隈だと自分がSFC本体を処分したタイミングと前後するころからの本体である “1-chip SFC” なるものが珍重されており、RGBの眠さが解消されているというのは伝え聞いているのだが、色味が白い違いがあるなどけっきょく新旧2台揃えないと納得できなそうな予感があったし、HD Retrovisonのコンポーネントケーブルの値段を考えるとSFC実機に思い入れもないしRecapのことも考えたくないし、Super Nt買った方が合理的かなーというのが今回買った理由。あまり使わないであろう灰色のでかい弁当箱を2台もおいておきたくななければ手もかけたくないというのがけっきょくは決め手。


Firmwareを更新するとそれまでの設定内容が消えるため、都度設定しなおす必要がある。自分の場合は以下を設定している(オンラインメモ)。

・Firmwareの更新に使うSDカードはFAT32フォーマットで

[Hot key]
Settings > System > Controls & Hotkeys で以下を変更
(リセットはデフォルトの ↑ + Select のまま運用)
Menu Hotkey : ↓ + Start (Default : ↓ + Select)
Confirm/Select Key : A (Default: Y)

[メニューの見た目]
Settings > System > Menu > Skin で SF (Default: Classic)
Settings > System > Menu > Highlight Coloer で Light Purple (Classic SkinのときのDefault Color)
Settings > System > Menu > Font で Alternate Font + Mixed Case (Default: Alternate Off + Upper Case)

[起動設定]
Setting > System > Startup Options でCartridge Direct (Default : Title -> Menu) + Boot Sequence Delay +1(Default +4)

[LED] (Defaultだとチカチカうるさく感じるので)
Settings > System > LED Options で、Classic (SF SkinのときのDefault ColorはSF) + LED Brightness +3(Default : +31)
Settings > System > LED Options > Adjust Pattern で Animate Pattern チェックオフ (Default : On)

全ての設定が終わったら Settings > Save で設定を保存する。

個人的に解像度変更や各種フィルタ、スキャンラインは好みでないので設定していない。

その手の設定までしたい人は以下の動画を参照すればよい。

Analogue Super Nt – New Obsessive Settings!

[関連記事]


[2023-05-05追記]

公式firmware Ver.5.1がリリースされている。2年2か月ちょいぶりの更新だけあって盛りだくさん。個人的にはSLGの復刻版Cotton 100%が動くようになったのがありがたく。

[2023-05-31追記]

公式firmware Ver.5.2がリリースされている。passthrough modeのメニューのバグ修正とのこと。

[2023-08-11追記]

公式firmware Ver.5.3がリリースされている

Analogue DAC使用時のオーディオのバグ修正とのこと。

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