自分はいわゆる”ファミコン世代”の人間だが、かつては『結婚したらゲームは卒業』とか『30になったらゲームは卒業』とか、そんな感じのことを言う人が多かった。1997年にセガBBSに参加した頃にも、ちらほらそういう意見を見かけた。アニメや特撮・戦隊ものと同様にゲームを子供向けの娯楽と捉えている人が少なからずいたということだろう。
そしてファミコン世代やそれ以前からのゲーマーで未だにゲーム好きである人たちは、その『大人になったらゲームは卒業』という同調圧力に負けなかったのだと思う。でも、そういう人たちの多くが今ではゲームをあまり遊ばなくなっているのを感じる。これはWebで見る限りではなく、同年代の知人と話していても感じることである。
これはゲームが嫌いになったとかではなく、あくまでゲーム好きでゲームに関することに対して時間やお金を使っているにも関わらず、以下のような”ゲームの周辺要素”の方に趣味の軸足が移っているように見える人が多いということである。