定期的にWeb上で論議されるが、レトロゲームを楽しむ行動原理は「懐古の思い」でしかないのかというのがある。自分自身は1990年代前半の時点で、それに対して「No」を唱えていた。1980年代半ばのいわゆるナムコ黄金期のアーケードゲームや、テトリスなどには普遍的な面白さがあり、懐古の思いなど微塵もなく、いつまでも楽しめる名作としか思っていなかったからである。それを言うと、「retrospective」には「回顧」「懐古」の意味があるので、自分的には「classic」(名作)という言葉を使いたいというのはある。「retrogamefan.tokyo」ドメインじゃなくて、「classicgamefan.tokyo」にしておけばよかった……。
月: 2016年3月
仕事帰りにHeyに。
先週からデススマイルズの配信をしているので、せっかくだからと思ったが混んでいたので虫姫さま ケイブ祭りver.1.5(ORIGINAL)をプレイ。3面でミスしてgdgdクリア。
虫姫さま終わってデススマの方に戻ったら新たに始めた人がいたので帰ろうと思ったら、その人が凄く上手くて思わず最後まで見てしまった。
時の継承者 ファンタシースターIIIのパッケージイラストなどを手がけられていた、漫画家のせがわまさき先生の公式サイト「せがわまさき電脳絵巻」が2016年9月に閉鎖される予定とのこと。これはニフティのホームページサービス終了に伴うもののようだ。
バジリスク連載時の公式サイトでのおさきさんのイラストとかPS3ファン的にはたまらんものがあったけど、Internet Archiveには文章しか残っていないみたい。
今週のセガハ曜日は面セレクトを使ってちょこちょこ遊んでいたリスター・ザ・シューティングスターをクリアするところまで遊んだ。そのうち通しでもやりたいね。
なんとなくメガドラ版ヴイ・ファイブも遊んだが、相変わらず手強かった。
Webを見ていると初代ファンタシースターやファンタシースターIIについて「難易度が理不尽」と言っている人をたまにみかけるのだが、個人的には「そうかなぁ」と思ってしまうのが本音。簡単だとは言わないが、足を使うか頭を使うかすれば自力で解けないところはないのだから理不尽というのは違うんじゃないかと思う。
家庭用ゲーム機が出る前の8bitパソコン時代だとCRPGやアドベンチャーゲームというのは「誰でもクリアできるゲーム」という位置づけではなく、アーケードでのアクションやシューティングと同じで「自力でクリアできなくて当たり前、出来たら凄い」というポジションだった。8bit/16bitゲーム機の多くのRPGは8bitパソコンのゲームの影響を非常に強く受けており、このあたりの作りも同様なものが多いわけで、そこを理解していないと理不尽に感じるのかもしれないと思った。
時代は「誰でもクリアできるゲーム」にシフトしていったが、この時代のCRPGにはこの時代なりの良さがあると思っている。
Steam版のデススマイルズがリリースされた。3月18日まで発売記念セールで10%オフな上、オリジナルサウンドトラックも特別無料である。虫姫さまと同様にDRMなしのFLACとMP3なのが素晴らしい。
とりあえずNormaモードを峡谷無しで1周遊んだ感じでは、Xbox360版と同様に非常にいい移植だと思った。メガブラックレーベルも当然収録されている。
せっかくなので動画サイトにも上げてみた。
ニコニコ: ’80年代アーケードゲーマーが遊ぶデススマイルズ(峡谷無)[PC版 ローザ]
YouTube: DEATHSMILES mediocre play, 720p 60fps[Windows NORMAL, Rosa]
なお、これからクリアを目指す人の参考になるよう、本当にクリア最優先で余計なことをしないようにしている。ただし古城の2回目のパワーアップのタイミングはちょっと遅れているので、1匹目のサイクロップスに脳内訂正して欲しい。ちょっと久しぶりだったせいで忘れていたヨZzz…。
アーケード基板の購入基準について
自分の場合、基板の買い始めはサターン発売より前だったりする。これは、要は「遠征費の節約」の意味が大きい。
1990年代に入って数年経った頃には既に1980年代のゲームはほとんどないゲーセンが多く、ごく一部がゲーセンの片隅に残っている程度だった。そしてその頃どうしてもアーケード版のドルアーガの塔とドラゴンバスターを遊びたくなり、県外に居住している友人に見つけたら教えて欲しいと伝えていた。そして、実際に東京に遊びに行ったのだが、その時にかかった費用を考えると、コントロールボックスと基板の値段はけっして高いとは言えなかったのである。
今週はラウンドセレクトを使ってちょこちょこ遊んでいたリスター・ザ・シューティングスターから。この時代のアクションは今やると長くて、1面からの通しプレイは諦めた。そして、5面クリアしたので、来週は6面を。面白いんだけど、ちょっとシビアかなと思う箇所もあるね。
今月のTF3(HARD)定期プレイはノーミスだった。最終面中ボスで2枚剥がれて危なくしてしまったが、なんとか。
以前YouTubeに上げた動画はソースだと60fpsなのに、オリジナルサイズでアップロードしたばかりに30fpsに下げられていたので、上げ直してみた。ドット・バイ・ドットには拘らず、縦720ピクセルにした上で、アスペクト比そのままで横もスケーリングし、1280ピクセルまで黒塗りで埋めている。
YouTube: Thunder Force3, 720p 60fps[MEGA DRIVE HARD rank]
本質的にはバンド幅とディスク容量の無駄遣いと思わなくはないのだが、YouTubeの仕様だからしょうがない。