昨日10月24日はBEEP秋葉原で開かれたアレスタコレクション試遊会に参加してみた。
最初に結論を書くと、「GGアレスタ3はゲームギア最高のSTGと言われたGGアレスタIIの正当進化版であり、STG初心者にもお勧めできるゲームである」ということで。
以下は詳細である。
10時に整理券が配り始められると前日にアナウンスされていたので、10時10分前くらいに着くように移動したら、前に20人弱くらいいて、1回6人ずつ1時間ごとに部をわけての30人定員で開催するとのことでなんとか滑り込めた。
自分の開始時間5分前に再度BEEP前に集合し、ふだん入れない5Fの事務所に案内された。中にはM2久保田さんと駒林さんと、もう一方開発の方がいた(後日、M2げばらもさんだったことが判明)。
今回の試遊会では、開発途中の新作「GGアレスタ3」を2面まで遊べるのだが、Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteだけでなく、なんとゲームギア実機も用意されていていきなりテンションMaxになった。なお、全員、ゲームギア実機とSwitchの両方で遊んでくださいとの説明があり、どちらか片方しか遊べないこともないことも最初に確定した。
1回6人だが、用意されているゲーム機は3台なので、交代で遊んでいくこととなった。自分の番がきて、運よくゲームギアが割り当てられて、初回からゲームギア実機で遊ぶことができた。アレスタコレクション収録の新作「GGアレスタ3」はゲームギア実機で動くように作られてはいるが、カートリッジでの販売はないとアナウンスされているので、最初で最後の実機プレイになるかもということで、凄く気持ちが高まった。
そして、久保田さんから、GGアレスタ1と同じ1ボタン制だとの説明があり、何も考えずにシンプルにやればよいと始めてみた。
初期段階の武器はアレスタでいう1番と武者アレスタのリバースを組み合わせた武器で癖はあるけど弾消しできて強そうだった。
メインショットのパワーアップはアレスタ伝統のパワーチップ、サブウェポンのパワーアップはGGアレスタ1、2と同じ形のパワーアップアイテムだったのでわかりやすかった。パワーチップをたくさん取るとバリアが1枚貼れるのもGGアレスタIIと同じ。
サブウェポンはこんな感じだった。3回のプレイの中なので見落としがあるかもだし、製品版でも同じになるとは限らないので注意して欲しい。
- A: アレスタでの1番 + 武者アレスタのリバース
- C: ホーミング(GGアレスタ1、2のH系統)
- D: 自機の周り回転(GGアレスタ1、2のD系統)
- T: ワイドショット(GGアレスタ1のWより鮫!鮫!鮫!の水色に近い)
- F: ナパーム(GGアレスタ1、2のN系統)
- R: レーザー(GGアレスタ2のR系統)
ゲーム自体はシガタケさんがTwitterで指摘していたところも含め、ゲームギアでよくぞここまでという演出だらけですごかった。
1面ボスのレーザーの間に入って横に動くのはブラックハート戦っぽいし、2面最初の大量に鳥が飛び立つシーンとかバトルガレッガかよと思った。2面ボスのあそこまで大型の敵が俊敏にカニカニ動くのもCPUがZ80Aのゲームギアで凄いとしかいいようがなかった。
せっかくなのでHeyでケツイを遊ぶために買ったヘッドホンで聞いていたけど、音色もGGアレスタの正当進化って感じですごく入りやすかった。2面の曲もアレスタ伝統曲のアレンジって感じでよかった。
ゲームギア実機では初回ということでNORMALランクで遊んだので、ふつうにノーミス2面突破できた。よくSTGの難易度が上がりすぎた的なことを言われたときにはアレスタシリーズがあると答えてきたんだけど、本作のNORMALランクは初心者にも優しく作られていて良いと思った。まだ2面までしか遊べていないけど、この後も期待しかない。
せっかくなので写真撮ろうかと思ったら、最後にセッティングしてくれるとのことだったのでいったん終わりにして、次の人に場所を譲った。
いったん廊下に出て、順番が近い人とBEEPの人とSTG話に盛り上がったあと、今度はSwitch版で。Liteじゃない方があてがわれたので、デジタル方向キーは十字キーではなく、あれで遊べる自信がなかったのでアナログスティックで遊んでみた。あと、実機でNORMALはノーミスだったので、SwitchではSPECIALにチャレンジしてみた。画面はギア実機より大きい上に、さすがに綺麗。ゲームギアのロゴが枠にあって、実機風に見えるのも味があってよかった。
久保田さんお勧めの9機設定で始めてみたけど、1面でパタパタ死にまくって、大丈夫かと思ったけど、ペースを掴んでからはふつうに進めて2面ではミスなく突破できた。1度終わったあとの3回目のプレイでも非LiteなSwitchでSPECIALを遊んだときも1面の序盤で2回ミスしてしまったけど、その後はミスなく2面突破できたし、方針を決めて遊べばいけそうだと思った。
そして、MEGA Sg + GG Adapterでゲームギアソフトを遊んだ時にも思っていたのだが、ギアのソフトは大画面テレビで遊ぶより、ある程度小型の画面の方がよいので、Switchの携帯モードはとても相性がいいと思った。プレステ4でもGGアレスタ1～3を遊ぶときには小型のモニタがいいなと思った。
デモも見させてもらったけど、短い中で主役のリュナ・ワイゼンがよく動いていて魅力的だった。
Liteでも試してみたかったけど時間切れで終了。アットホームな試遊会で、みな感謝して解散。そして時間がおしてたので撮影するのを忘れていたZzz……。まぁまた機会があったら。
なんにしても、この手のソフトで実機想定で作られたと言われても気持ちが納得してくれないと「単なる自己制限を付けたソフト」になってしまうのだが、今回の試遊会に参加できたことで、これ以上ない説得力で「GGアレスタ3はゲームギアの凄い新作」と脳味噌が承認してくれたのは、本当にいい体験だったと思う。
帰宅後にポスターを広げてみたら、コットン リブートのポスターも入っていた。
一等気になっているソフトを発売前から遊ばせてもらった上に、ポスターまでもらってしまってホントありがたい試遊会だった。後日秋葉原Heyでも試遊会が開かれるようなので、本作が気になる人は参加するといいと思う。12月24日のリリースがますます楽しみになった。
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