Nintendo SwitchでのSEGA AGES第18弾としてサンダーフォースACが5月14日にリリースされた。開発はお馴染みのエムツーで、発売はセガ。
さっそく遊んでみたが、アーケード版の忠実な移植はもとより、サンダーフォースIVの自機であるRynex(サンダーソードなし、ありで2種)で遊べるのは新鮮で楽しかった。
サターンのサンダーフォース ゴールドパック2でのサンダーフォースIVではサンダーフォースIII/ACの自機であるStyxで遊べたので、その逆パターンは誰もが思いつくだろうけど、当然実現はたいへんだったようで、遊べるように作られているだけで凄いと思う。
個人的に一番注目していた連射設定具合は、速すぎず、遅すぎずで絶妙な設定だと思う。アーケード版実機でやるとき、連射設定かなり弱めないとWAVE強すぎ問題が発生するからだ。前回アーケード版を遊んだときに連射弱くしたつもりで、ちょっと足りなくてまぁいいやで進めていたりするから、この辺はよくわかる。
なお、アーケード版初期設定に一番近い「エキスパートモード」のStyxでのプレイだが、4月16日にアーケード版を遊んでいるのでブランクなく比較してで、大きな違和感はなかったので再現度は高いと思う。少なくともサターン版ゴールドパック2内のTFACよりもはっきりとアーケード版に近いのは間違いない。ただ、自分は稼働当時1回しか遊んでいないし、基板を買ったのも6年弱前でスコアラーの人たちのようにやり込んではいないし、稼ぎプレイにも興味がないので、その辺に差異があるかはわからない。
なお、アーケード版で使われているSYSTEM C2基板はモノラルなのだが、解析したらステレオで作られている曲が多く入っていたとのことで、一部を除きステレオ化しているのも嬉しい。サウンドテストでは、ACでは未使用曲であるサンダーフォースIIIのエンディング曲なんかもステレオ収録されている。
Styx(デフォルト)、Rynex(一度クリアするとアンロック)、Rynex サンダーソード装備(Rynexで一度クリアするとアンロック)、Styx量産型と4機体で遊べるのも楽しく、いっきにエキスパートモードを全機種でノーミスクリアするまで遊んでしまった。
サターン版をノーミスクリアできるようになって、基板を買ったときよりも遊んでいるのは、それなりにTwitter上で遊んでいる人が多いのやオンラインランキング登録者の多さに刺激を受けているのもあると思う。サンダーフォースACに興味が少しでもある人は、いま、この瞬間に買って遊ぶのが一番楽しめると思うので、突っ込んでみて欲しいと思った。
最後に、お馴染みGAME WatchのSEGA AGESのインタビュー記事は今回も読みごたえがあるので、サンダーフォースシリーズのファンは一読をお勧めする。
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