セガ3D復刻アーカイブス3が発売された。ダウンロード専売で先にリリースされていた5作に、新作4作、あとおまけにSG/SCの2作が入っている。
[ダウンロード専売で以前発売されていたタイトル]
アフターバーナーII (アーケード版)
スーパーハングオン (アーケード版)
ベア・ナックルII (メガドライブ版)
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 (メガドライブ版)
ガンスターヒーローズ (メガドライブ版)
[今回追加されたタイトル]
ターボアウトラン (アーケード版)
サンダーフォースIII (メガドライブ版)
エイリアンシンドローム (アーケード版)
コラムス (メガドライブ版)
ガールズガーデン (SG-1000版)
チャンピンボクシング (SG-1000版)
ダウンロード専売タイトルは遊んだことあるので内容は省略する。
個人的に今回の目玉はサンダーフォースIII。ここ3年ちょっと、毎月1回定期プレイをしているゲームがまさかの立体視対応で、嬉しすぎだった。初回はNORMAL……はさすがにいいかなと、海外版Hardという微妙な難易度設定でやってみた。いつものファイティングパッド6Bと比べて3DSの十字キーは硬いので、操作系に違和感あったけどまぁクリア。ゲーム自体は、立体視が非常に自然に組み入れられていて、元々こうだったんじゃって思うくらいにいい感じだった。この辺は3D復刻シリーズも数年やってきて熟練の技ってことなのだろう。
ターボアウトランはレースゲームをいままで熱心にやらないゲーム人生だったのもあって、今回が初プレイ。オリジナルのアウトランと比べてなんというかけれん味があるゲームなのだが、3DSでの立体視にこれがまたよく合うのだ。元は厳しいゲームらしいのだが、設定はかなりヌルくできるので、アウトランの「レースゲームじゃなくてドライブゲーム」というコンセプトに沿った楽しみ方ができるのが実にいいと思った。
コラムスは友人が上手くてよく見ていたが、自分はゲーセンで遊んで余りもたなかったし、プレイ回数も少ないのだが、3DSで遊んだらやっと面白さがわかった気がする。無心になって遊べるのがいいね。あと、宝石の形が立体視でわかるのがイイ。
チャンピオンボクシングは先月SG/SC版をマスターシステム実機で遊んでいたけど、3DS版だとカラーパレットが崩れてなくて良い。ガールズガーデンもそこは同じだが、こちらは初プレイ。なめらかスクロール設定がついているので、実機より快適に遊べるとのことだが、実際遊んでみて確かに遊びやすいと思った。なんというか80年代前半ならではの牧歌的なところが実にいいゲームだと思う。ボーナス面はムズすぎだけどｗ
エイリアンシンドロームはまだお試しプレイだけ。何か書くとしたら、もう少し遊んでから。
なんにしても、今回も盛りだくさんでかつ、名作揃いで満足度が高い。来年はSwitchも出るし、このシリーズはファイナルってことだけど、もう1本だけ出して欲しいなぁ。その時、今回アンケートでターボアウトランに競り負けたV.R.を収録して欲しい。
[関連リンク]
GAME Watch : 「セガ 3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE」インタビュー
ファミ通.com : “セガ3D復刻プロジェクト”の集大成となる『セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE』開発顛末を開発者たちに聞く
あと、セガ3D復刻アーカイブスMANIAXなる書籍も買っている。このシリーズのファンなら、買って損はない内容だと思う。
