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ゲーム四方山話

「誰が作ったか」の実績は自分に合ったゲームを見つけるための最大の近道なのか

以下の文書は2018年10月に書いた文書とセットなのだが、草稿フォルダに埋もれたまま2年半経って見直してみると、状況が予想していたより早く進んでいて面白いと思ったのでこのタイミングで放出しておく。


将棋と比較しての自分なりのビデオゲームの楽しみ方の本筋」で『「誰が作ったか」の実績は今までは自分に合ったゲームを見つけるための最大の近道だった』と書いたが、過去形にしているのは崩れつつあると思っているからだ。

まず、メーカーやらクリエイターやらの実績を重視しすぎると、それに囚われて新たなゲームに出会う機会を失いがちだという弱点がある。なので将来的には自分が遊んだゲームの評価と選定ジャンルの傾向をビッグデータとマッチングしてもらうのが、自分に合うゲームを見つける最大の近道になると予測している。そして、その時、誰が作ったかというのはエンドユーザにとっては今より薄い情報になるのではないかとも思っている。

もっとも、自分が”現役”である間にそこまでは進まないとも思っているので、さらなる未来の話ってことで。


と、ここまでが2018年10月に書いた内容である。そして、2021年6月の時点では、Steamのストアはかなりレベルが高いところまで進んでいて、好きなジャンルのゲームについては使えるところまでいってるとさえ思うようになった。ただ、たとえばふだんSTGばかり遊んでいる人にこそ刺さる別ジャンルのゲームとか、そういうところまではまだ進んでいないので完成形とまでは言えないだろう。今後のさらなる進歩に期待したいものである。たとえそれがメインの選び方になるところまでいかなかったとしても、1本でもお勧めで自分に刺さるソフトに出会えたなら、十分に価値があったと言えるだろうし、ここまできたら使いようの問題だとも思う。全部が全部同じ基準で選ぶ必要などないのだ

なお、PlayStation Storeの方はSteamと比べると2021年時点では数段落ちる状態なので、そのイメージでこの文章を読んでも的外れにしか見えないかもしれないが、それも仕方ないだろう。

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