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ブラジル版Power Strike IIについて

本サイトの方に書いてある内容からわかるように、去年ブラジル版Power Strike IIも購入していたりする。

そして、やっと満足できるプレイができたので動画サイトに上げてみた。
ニコニコ : POWER STRIKE II[ブラジルSMS版実機(PAL) NORMALランク]
YouTube : POWER STRIKE II(Brazil)[SEGA Master System(PAL) original console, NORMAL rank]

動画の説明にも書いているが、ブラジル版MASTER SYSTEMはPAL-Mなのでブラジル人が遊んだ環境に合わせるなら59.94Hzなのだが、ブラジル向け本体を持っていないのと、このゲームは本来50Hzで想定されて作られているので、欧州向け本体で50Hzで録っている。本サイトの方に書いたようにブラジル版をPAL 50Hzの本体で遊ぶと欧州版と同じテンポになり、NTSC 59.94Hzのマシンで遊ぶと約6/5倍の速度のテンポになるため、PAL-M/59.94Hzにソフト的に最適化されていないことは論理的に明らかだから、これはこれでいいだろう。ちなみに、遊ぶのにはPAL対応のCRTモニタを使っている。


 

動画の説明にも書いたし、購入前から予想していたことではあったが、欧州版とゲームは変わらないようだ。試したのはNormalランクだけだし、ROMをBinaryレベルで比較したわけではないが、当時のTec Toyが独自に調整したとも思えないので、おそらく違いはないだろう。

基板の実装は製造時期の差からか、微妙に違いがある。ただ、チップにプリントされている番号は以下の通り同じ。
欧州版  :SEGA MPR-15671 W23
ブラジル版:SEGA MPR-15671 W23

基板にプリントされている番号も以下の通り同じ。どちらもMAID IN JAPAN。
欧州版  :171-5507
ブラジル版:171-5507

そして、ニコニコに動画を上げた後、YouTubeにも動画を上げようとしたら、動画のFPSが59.94でびっくりした。調べてみたらソースの時点で59.94fpsで、Amareco TVのPAL用プリセットの設定が間違っているのが原因だった。昨年末に環境作り直した時に、PAL用プリセットの設定をミスっていたのに今まで気づいてなかったのだ。ゲームのテンポは50Hzになっているので、今回は録りなおさないでそのままとした。

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2017-05-19追記

Retrode2で吸い出したROMをBinaryレベルで比較したら完全に一致した。推測どおりだった。

※ 吸い出した時点でのファイル名はどちらも「TmrSega.9024.sms」だったが、便宜上リネームしている

まぁジェミニ広野さんがブラジル版や某国版についてつぶやいたことがない時点でお察しではあったんだ。でも自分で完全にケリをつけることができたので、いいかなと。

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