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環境整備

Project C製「RGB21 to VGA変換」を試してみた

KVC lab.で “Project C製「RGB21 to VGA変換」” を買って軽く試してみたので備忘しておく。

これはRGB入力がミニD-sub 15ピン(以下HD-15)しかない機器にRGB21ピン(JP21)のRGBケーブルを使って接続できるようにするためのものである。RGB21のコンポジットビデオ信号からLM1881Nを使用して同期信号を分離し、HD-15にRGBと複合同期出力する旨が RGB21 to VGA変換販売ページ に書かれている。

RGB21 to VGA変換を接続している状態(ゲームギアミクロはものさし)

なお、RGB21 to VGA変換販売ページ に書かれているように、この機器はKVC lab.は KVC lab.で売っている例の9.7インチモニタ のみの動作サポートとしていることには注意して欲しい。

まぁシンプルなものなので15kHz入力ができる他のHD-15付きの機器で使えることは多いとは思うが、当然自分も保証はできない。んなもん自分で試せ、保証を求めるなとしか言いようがない。

あと、基本RGB2MODなりXSYNC-1なり、SELECTY 21なりCSync Separatorなりを持っていない人むけって考えていいかと。それらを現在使っている人がわざわざ買い替える必要性は薄いだろう。


軽く試した内容も。

まずはシグマAV7000でのアーケード基板(ファンタジーゾーン New Ver.)から。シグマ純正のJP21ケーブルを使用して、9.7インチモニタで問題なく動作した。

シグマAV7000でのアーケード基板の事例

家庭用ゲーム機でもってことで、メガドライブ(正確にはGENESIS + GENESIS 32X)も。RGBケーブルは、穴場開発事業団のMD2用RGB21ピンケーブルを使用している。

メガドライブの事例

上記写真では “RGB21 to VGA変換” にUSB-Cで電源を供給しているが、実際は外しても問題なく動作した。安定動作しないときのみ外部電源を使えばよい模様。