欧州Retro Game Cables(RGC)製のドリームキャスト用コンポーネント・ビデオケーブルが届いたので軽くためしたメモを残しておく。
![](https://blog.mdnomad.com/wp-content/uploads/2023/04/20230331_RGC_DC_Component-1180x1200.jpg)
これは、ドリームキャスト VGAボックス と同等の480p映像をコンポーネント・ビデオ接続できるようにするケーブルである。DC本体からは15kHz/31kHzのRGB信号はでているが色差信号はでていないので、トランスコーダーがケーブルに内蔵されている(Powered by RetroTINK)。また、480p/480i(240p)切り替えのスイッチがDC用コネクタ部についている。
とりあえず映像サンプルってことで、本サイトの “ドリームキャスト用RGB21ピンケーブルについて” で各社31kHz対応SCARTケーブルとVGAボックスの映像を比較したときと同じく、バーチャファイター3tbの画像を張り付けておく。
![](https://blog.mdnomad.com/wp-content/uploads/2023/04/20230331_RT5X_fw.3.0_DTV858_Component.png)
比較用にRetro Access SCART Cableでの480p映像も。
![](https://blog.mdnomad.com/wp-content/uploads/2023/04/20230331_RT5X_fw.3.0_DTV858_SCART.png)
どちらもセガ純正VGAボックスとほぼ同等の映像品質だといって過言ではないと思う。
ただ、どちらも15kHz切り替えスイッチがあるんだけど、RGC Componentケーブルの方はハズレを引いたのか効いてくれなかった。手持ちだとバンガイオーでしか使う場所がないので気にしないことにした。
SCART/JP21はどうしても接触不良が発生しやすい弱点があるのが、RCA端子であるコンポーネント・ビデオはそこが強いのがメリットであり、家庭用ゲーム機についてはSCART/JP21を捨てる方向を模索しているところなのでその意味で購入していたりする。その辺はまたいずれ。
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