去る2019年4月18日に「アーケードクラシックス アニバーサリーコレクション」なる、コナミ版権のアーケードアーカイブスの詰め合わせタイトルがリリースされた。プラットフォームはプレイステーション4、Nintendo Switch、Xbox One、Steamと、現在の主流プラットフォームを網羅している。
今回自分はNintendo Switch版を選択した。これはアーケードアーカイブスのコナミタイトルはすべてプレステ4で買っているため、遊べる機種を増やせる意味があるからだ。携帯して外で遊ぶ機会があるかどうかは微妙なところだが、選択肢は増やしておいた方がいいだろう。
収録タイトルは以下。プレステ4でドラキュラとA-JAX以外は買っていたので新鮮味はないが、ステートロードがしやすくなっているため、練習するにはこちらの方が便利。
- 悪魔城ドラキュラ
- A-JAX
- グラディウス
- グラディウスII GOFERの野望
- 沙羅曼蛇
- サンダークロス
- スクランブル
- ツインビー
軽く遊んだ範囲ではプレステ4のアーケードアーカイブス単体版と比べて復刻度やレスポンスに大きな違いはないんじゃないかと。グラディウスも一発でノーミス1周できた。
ボタン設定、画面設定などはタイトルごとに行うが、本家アーケードアーカイブス版に比べると簡易なものになっている。画面の回転などはできなくなっているが、安価になっているぶんそういうところはしょうがないだろう。
ただ、デフォルトのボタン配置が救いがたいレベルでイケてないあたり、このソフト自体の評価を落とすことに繋がりそう。自分はこの手のゲームはアケコンでしか遊ばないので、どうせボタン配置は変えるのでたいした問題ではないのだが、標準パッドでデフォルト配置のまま遊ぶ大多数のユーザは、ショットとミサイルが逆だと感じることだろう。任天堂文化圏だとAとB、XとYが他のゲーム機と左右反対なので、それとマッチしていないのは正直いただけない。これは実機でテストしたのかと言われてもしょうがないレベル。「Powered by アーケードアーカイブス」が泣いているよ。
アケアカNEOGEOではん、本家アーケードアーカイブスのタイトルがWindows PCで遊べるようになった意義はけっこう大きいと思うし、そちらも試してみたい気持ちもなくはないのだが、今のところはまぁいいかという感じ。