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RetroTINK-5X Pro Fw.Ver.3.62(beta)

RetroTINK-5X Pro Firmware Ver.3.62 (beta) がRetroTINKのDiscord(※)からリンクされているので、さっそく試してみた。

※ MikeのTwitterアカウント参照

6月18日の Ver.3.61 (beta)からの更新内容はDiscordのChangelogを見ればよい。今回の更新項目は1つだけ。


回帰テストってことだと、とりあえずメガドライブで問題なさそうなことだけ確認しておいた。

Retro Access MD2用SCARTケーブル(CSync, L字), 1080p(Fill), Gen320, Frame Lock, SDTV LPF:Light (gscartswあり)

ZY-UCH401(?)のキャプチャテストも兼ねてアーケード版スラップファイトを録ったのでリンクしておく。

ADCの調整はこんな感じ。

スラップファイト アーケード版実機、HAS V4.2、Retro Access NESRGB用SCARTケーブル, Triple Buffer, Generic 4:3, SDTV LPF: Strong, SoG Thresh: 100mv, LLPLL Gain: 1, LLPLL BW: 1

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RetroTINK-5X Pro Fw.Ver.3.61(beta)

RetroTINK-5X Pro Firmware Ver.3.61 (beta) がRetroTINKのDiscord(※)からリンクされているので、さっそく試してみた。

※ MikeのTwitterアカウント参照

6月14日の Ver.3.5 (beta)からの更新内容はDiscordのChangelogを見ればよい。新型リモコンへの対応も今回から。


回帰テストってことだと、とりあえずメガドライブで問題なさそうなことだけ確認しておいた。

Retro Access MD2用SCARTケーブル(CSync, L字), 1080p(Fill), Gen320, Frame Lock, SDTV LPF:Light (gscartswあり)

ZY-UCH401(?)のキャプチャテストも兼ねてMVS版フライングパワーディスクを録ったのでリンクしておく。


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MP07-IONA-US Firmware Ver.2.14 Released

Mellow PCBさまの MP07-IONA-US のFirmwareが2.14に上がったのでさっそく適用した。

引用元: ファームウェア更新 | MP07-IONA-US Support Site (toyoshim.github.io)

Ver.2.xx系のFirmwareからは設定はWebブラウザ上からおこなうようになっていたので、ボタンレイアウトの変更もした。

以下はUFB搭載のアケコンに1-8ボタンを割り当てた例。

引用元: レイアウト設定 | MP07-IONA-US Support Site

ハードからは今回のバージョンが表示された。

Input Testでボタンレイアウト変更も上手くいっていることも確認できた。ただ、うちの環境だとVer.1.46のときより起動時のI/O Error発生率が高くなったのと、起動したとしてもゲーム選択時にI/O Errorが出るようになったのが困りもの。ここが設定で回避できるかはこれから調べるつもり。ただ、MP12-IONA-SBを組み込んだコントローラの方がJVS/JVS Dash環境ではすでにメインなので、優先順位は低め。今回IONA-USを久しぶりに使ったのはIONA-SBと使用感に差があるかを調べるのが目的だっただけなのだ。

[2023-06-18 17:30追記]

Firmware Ver.1.47ではゲームできるのでとりあえずそちらを使うことに。


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RetroTINK-5X Pro Fw.Ver.3.5(beta)

RetroTINK-5X Pro Firmware Ver.3.5 (beta) がRetroTINKのDiscord(※)からリンクされているので、さっそく試してみた。

※ MikeのTwitterアカウント参照

前日配布開始した Ver.3.2 (beta)からの更新内容はDiscordのChangelogを見ればよい。


回帰テストってことだと、とりあえずメガドライブで問題なさそうなことだけ確認しておいた。

Retro Access MD2用SCARTケーブル(CSync, L字), 1080p(Fill), Gen320, Frame Lock, SDTV LPF:Light (gscartswあり)

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RetroTINK-5X Pro Fw.Ver.3.2(beta)

RetroTINK-5X Pro Firmware Ver.3.2 (beta) がRetroTINKのDiscord(※)からリンクされているので、さっそく試してみた。

※ MikeのTwitterアカウント参照

更新内容はDiscordのChangelogを見ればよいが簡単に。

まずわかりやすいのはメニューに “Video ADC-2” が追加された点。

Video ADC-2で設定できる項目は以下。YPbPr各色単体でGainやOffsetの設定を変更できるようになっている。

Interpolation/Deinterlacing に “Frame Blend” が追加されている。

その他、ADCサンプリングレートの調整幅が広くなってできることが増えたとか、RT4KのSDRAMコントローラをRT5Xにフィードバックしたとかとかが書かれていた。

あと、RT5X用の次世代RemoteがFw.3.3からサポートされるようで、それまでにバグをつぶしておきたいというのが今回のFw.3.2betaの主目的の模様。なお、次世代Remoteは必須ではないとのこと(価格も不明)。


いつものセガハード4機種での回帰テスト結果も。

マスターシステムはFw.3.0と同様にTriple BufferならLPFをStrongにしなくても映った。Frame LockではLPFをStrongにした上で、前バージョンと同様にLLPLL BWを2にする設定変更で安定した。ただ、H.SamplingはPhase DetectがAutoだとぼやけた感じだったので、4に変更した。

穴場開発事業団 マスターシステム用SCARTケーブル, 1080p(Over), SNES/PCE 256(Phase Detect 4), Frame Lock, SDTV LPF:Strong, LLPLL BW: 2 (gscartswあり)

メガドライブはいつもどおりFrame Lockでも安定。

Retro Access MD2用SCARTケーブル(CSync, L字), 1080p(Fill), Gen320, Frame Lock, SDTV LPF:Light (gscartswあり)

サターンもFrame Lockで安定。

Retro Access SS用SCARTケーブル(Luma), 1080p(Fill), Sat 352, Frame Lock, SDTV LPF:Light (gscartswあり)

ドリームキャスト 31kHzもFrame Lockで。

Retro Access DC用31kHz対応SCARTケーブル, 1080p(Fill), DTV 858-A, Frame Lock, EDTV LPF:Off (gscartswなし)

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HAS V4.2 の備忘録

HASとは “Home Arcade System” の略名で、いわゆるコントロールボックス/Supergunの類の製品である。自分は2023年2月にV4.2を購入したが、電源が届かなかったり使えるスティックはあったが気に入らない点があったりでここまであまり使っていなかったのが、徐々に整ってきたのでこの辺りで備忘録を残しておく。

Home Arcade System (HAS) V4.2

自宅アーケード基板プレイ環境ってことだとここ20年はシグマ AV7000 + Σ9000TBをメインにしているが、去年(2022年)シグマ電子が廃業したと聞いているので、今後のことを考えて他のものも試しているところだったりする。すぐに全面的に乗り換える必要もないので、しばらくは併用するつもり。


HAS V4.2本体 + HD-15拡張を購入して組み立てた状態が以下。キックハーネス(CPS1/CPS2)と電源用ケーブルもついてくる。電源は別売り。

HAS本体と付属ケーブル(キックハーネス(CPS1/CPS2)と電源用ケーブル)

JAMMA規格の基板をHASに直接差して使うスタイル(※)。JAMMA前の基板についてはJAMMA変換ハーネス/コネクタを使えばよい。
JAMMA to JAMMAコネクタのハーネス経由でもよい

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RECO PCB V4.1 の備忘録

HASを販売している RGB’s Lab! が RECO PCB V4.1 という連射基板を発売したので、さっそく導入してみた。

RECO PCB V4.1 組み立て前 (赤枠内)

RECO PCB V4.1として届いたのは上記写真の赤枠内。これを組み立てて使う(そのままでも使えるが)。

機能としては任意のボタンに秒間で30連射, 20連射, 15連射, 12連射, 10連射, 7.5連射が設定できる他、ボタンアサインを任意に変更することもできる。例えばレイフォースで1ボタンにショット、2ボタンにロックオンレーザー、3ボタンにショット30連射などを割り当てることができる。

レイフォースでの設定例
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Analogue Pocket Firmware v1.1 released

Analogue Pocket の Firmware v1.1(正式版) が2023年5月5日(JST)にリリースされている。今回はDockの更新も入っているので合わせて更新しておいた。

更新内容は公式のPocket のchangelogを参照して欲しい。細かな修正が大量に入っている。betaが7までいっていたv1.1もようやく正式版になってくれたということで、ここまで躊躇していた人がいたらこの機会に入れるといいだろう。正式版Firmwareとしては初めてopenFPGAがサポートされたことになることだし。


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RGCドリームキャスト用コンポーネント・ビデオケーブル

欧州Retro Game Cables(RGC)製のドリームキャスト用コンポーネント・ビデオケーブルが届いたので軽くためしたメモを残しておく。

RGC Dreamcast Component YPbPr Cable

これは、ドリームキャスト VGAボックス と同等の480p映像をコンポーネント・ビデオ接続できるようにするケーブルである。DC本体からは15kHz/31kHzのRGB信号はでているが色差信号はでていないので、トランスコーダーがケーブルに内蔵されている(Powered by RetroTINK)。また、480p/480i(240p)切り替えのスイッチがDC用コネクタ部についている。

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Orivision ZY-UCH401(?)でのアーケード基板キャプチャ

秋葉原の基板屋であるKVC lab.からお借りしたキャプチャユニット “Orivision ZY-UCH401(?)” で手持ち機器を使ったアーケード基板キャプチャを試したメモを残しておく。

お借りしたOrivision ZY-UCH401(?)一式

まずは手持ち基板をキャプチャしたサンプル動画で映像・音声の品質を推し量って欲しい。

まずは各種横画面アーケード基板編。

Orivision ZY-UCH401(?) テスト動画 横画面アーケード基板編

縦画面アーケード基板編も。

Orivision ZY-UCH401(?) テスト動画 縦画面アーケード基板編

製品仕様の詳細はOrivision公式サイトを見てもらうとして、一言で書き表すと「PCにUSB接続する外付けタイプのキャプチャユニット」であり、キャプチャするのに別途PCが必要である。OSはWindowsだけでなく、MacやLinuxにも対応している。

まず、基板キャプチャ用途でのこの製品のメリットを記載していく。

  • 1080p 60fpsキャプチャが可能
  • OBSで使える
  • セットアップが簡単(ドライバなどのダウンロードは不要)

デメリットもざっくりと。

  • スルーアウトできない
  • HDMI入力端子がない (HDMI to DVI変換で音声付キャプチャができたのでデメリットではなくなった)

スルーアウトはできないが、後述するように分配すればいいだけなので心配しなくていいと思う。

なお、リテール品だとコンポーネント・ビデオ入力用のブレークアウトケーブルとヘッドセット用4極プラグも付属するが、映像はHDMI to DVI変換コネクタがあれば十分だろうし、ヘッドセット用4極プラグは必須ではないし安価に購入できるので問題にはならないだろう。

2023-03-20時点で販売価格は決まっていないので正確なことはいえないが、Amazonで6,000円未満の価格帯の同種製品は1080p 30fpsしかキャプチャできないし、それらよりははっきり良い製品にしては安価に買える価格設定になる見込み。